SHOES LIKE POTTERY SHOES LIKE POTTERY SHOES LIKE POTTERY

CONCEPT

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耐久性を求められる「靴」には、それに適した材料が必要です。適切な配合で練られた生ゴム、表地と裏地をゴム糊で張り合わせたキャンバス、縄目を型押ししたゴムテープ、ひとつひとつの部品を丁寧に作り上げていきます。

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刃型で裁断されたパーツをしっかりと縫製していきます。「立体」である足を「平面」である布でうまく包み込むためには「曲面を立体的に縫う」という熟練の手仕事が欠かせません。

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アッパーを足型のラストに沿わせて吊り込み、底を付け、その周りにゴムテープを巻きます。テープの太さや位置を調整しながら、絶妙な力加減で巻いていくこの工程も、機械では決して出来ないものです。粘土のように柔軟な「生ゴム」は、足の形に沿って無理なく馴じみ、しなやかなソールを生み出します。 アッパーとソールの接着部分にも同様にゴム糊を使っているので、しっかりと密着し丈夫な靴となります。成型された靴は“窯”に入れるためにラックに並べられます。

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焼き物を焼くように、加硫缶と呼ばれる“窯”に入れ120℃で70分間、熱と圧力を加えます。この工程を「加硫」と言います。生ゴムの中に配合した硫黄が化学反応を起こし、粘土のような生ゴムの状態から、“変形しても、ちゃんと元のかたちに戻る”というゴム本来の性質を得ます。アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーによって確立されたこのヴァルカナイズ製法は、現代においても大変有用なものづくりであるにも関わらず、現在では、より生産性やコストを重視した機械化された製法に押され、大変貴重な製法となりつつあります。